道路公団管理下の高速道路は、累積赤字に苦しんでいた。といっても、所詮「親方日の丸」的な発想から独立したわけではないでしょう。無駄な新規建設を抑制すればすんなりと軽減できるのでしょうが、政策的にそうは簡単に事が運ばないのは公共投資の矛盾でもあり、困難なところでもあります。
そんな中政府は21年度予算に、経済対策の一環として2年間限定で1,000円乗り放題の料金体制を打ち出した。
初日の3月28日私用で東京に出かける事になったが、予想通りの大渋滞に巻き込まれてしまった。通常は伊勢湾岸道飛島インターから、東名東京インターまで4時間を目安としているが、当日は五割増の6時間と読んだが、それも大幅にオーバーして、約束の時間を1時間遅れで目的地に到着となった。
主な渋滞の原因は、車両集中によるものですが、その影響で事故も多くなるでしょうし。28日は解禁初日でもあり【物見遊山】のお客様も多かったと思います。この状態がこれから先も続くとは思えません。これまでは、料金とニラメッコで乗っていた高速道路を1,000円で乗り放題なのですから、時間を持て余している輩でなくとも走ってみたいですよね。9割以上が自家用乗用車ですから、この渋滞は一時的な現象と踏むのは小生だけでしょうか?
そもそもETCは、1997年頃に小田原厚木道路の小田原料金所で試験を開始しました。相模原方面からの箱根峠越えには、西湘バイパスを利用しないで小田厚(小田原厚木道路)経由でしたので、その工事は確認していました。しかし、通常のブース工事とは明らかに違っていたので【何の工事をしているのですか?】と現場で質問したこともありました。【無人自動料金収受システム】と言われて、にわかに理解することはできませんでした。
2009年2月ETC車載器のセットアップ累計台数が2,700万台を突破としているが、2004年3月から紆余曲折を経ての5年間で出された1,000円乗り放題の政策は、野党の高速道路無料化提案に対抗するものでしか無いように思えてならない。値下げと言いながらもその財源は、税金から支出されることを思うと、選挙前のばら撒きと思われても仕方ないでしょう。
この政策が車種限定の1,000円で良かったと思うのは、小生だけでしょうか?野党の【無料化】がどの範囲だったかは不明ですが、これに影響を受けて政府も無料化の道を模索したとしたら、最悪の結果となり、高速道路が低速道路になりかねない事態であったと思います。予算的にそれは不可能だったのでしょうが、その前になすべきことが山積していると思えるのですが・・・・・・一番は福祉制度の充実でしょう。
コシヒカリ